00   ベヨネーズやスミス島は釣り師なら誰もが一度はチャレンジしてみたい憧れの離礁です

憧れの離礁

釣師なら誰もが一度は行ってみたい秘境・・そこは巨魚が待ちうける釣り場なのだ・・


小さな漁船に身を預け暗黒の大海原へ乗りだす。
数時間或いは10数時間にも及ぶ長い航海の後、夜明け間近の水平線に浮かぶ
島影を目にした時の感動は何にも変えがたいものがある。  それまでの苦労を
一掃し、そこで待ちうける巨魚達との戦いに胸の鼓動が高まる一瞬でもある。・・・
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 ● イナンバ島

  御蔵島の南南西に位置するイナンバ島は伊豆下田から
 約110キロと近い場所にある為比較的簡単に渡礁出来る
 が、周囲が深い海に囲まれている為に磯魚の潜む場所は
 少ないのが特長で島の周りに付いた魚を一度釣りきって
 しまうと暫くは釣れないといった場所である。
 
  青物などの回遊魚は例外で、潮に当たれば超大型が寄
 り付くので、他の釣り物狙いで行く場合でも大物道具は
 持参した方が賢明である。・・・
  以前は3〜4キロクラスのメジナの大釣りもあったが釣り船
 の乱獲に合い減少してしまった、魚 の附く根は島の周囲
 に限られる為に一度乱獲にあうと捕り尽してしまうくらいの
 根である。
 
※ イナンバ島は本島以外、周囲に小根は無いので釣り場
  は本島のみとなる。
 
  釣り場は「右本場」「左本場」「四畳半」「神棚」「南のカド」
 が渡礁可能な釣り場であるが、いずれの釣り場も少々の
 波でも釣り場を波が洗うのでここへの釣行は小人数に限
 られる。
 
※ 潮流や波方向によっても釣り場が限られるので多くても
 5名 くらいでのアタックがベスト、なかには人数が多すぎ
 た為に、島の姿を見て断念した釣り人も多いので小人数で
 アタックすることをお薦めする
 
※ イナンバ島にアタックする方法としては神津島の渡船を
 チャーターすると良い。 (近海許可船が多数ある)
 
※ 石物のベストシーズンはといっても渡れるチャンスが薄い
 ので渡礁のチャンスの多い時期がベストシーズンと思った
 ほうが賢明であると思う。 6月後半から7月にかけてが
 海もナギが多く 渡れる日も多い・・・
 
※ 水温の高い時期のアタックとなる為に小型のイシガキや
 石鯛の猛攻にも合うので餌は マガニやウニ 等がベスト
 だがかなり多めに必要となる。 2〜3日続けてのアタック
 が良い釣果に結びつく
 
 
 ● スミス島

  八丈島の遥か南海の洋上に聳え立つスミス島は数カ所の
 小さなハナレ根と本島で構成されているが通常では「 東山
 根  」 の1ヶ所だけが渡礁可能の磯である。
  この島の周囲は西側は30〜60メートルの浅い海底が続
 くが、北東から南東面は急勾配に落ち込んで100メートルを
 超える海底となる。  石物の魚影は濃くべヨネ―ズ同様、
 3〜8キロクラスが猛然とアタックしてくる。
 
  渡礁のチャンスは意外と多い為に乱獲すると場荒れするの
 で小型は極力リリースしてほしいと願う。
 ここまで来て5kクラスを持ちかえるようでは大物釣師として
 恥ずかしい行為である。
 
 夏季から秋季には大型ヒラアジも回遊するのでこれを狙って
 スミス島にアタックのチャンスを覗う釣り人もいる。・・・
 
※ 写真は平成2年の須美須島の全景であるが、4年の地震
 によって地殻の変動があり手前の洞窟部分は崩壊し現在
 ではかなり変った姿となってしまった。
 
※ 釣り場は 「東山根」 1ヶ所が開拓されたがその他に低根
 が5〜6ヶ所ある、私も磯の周囲は調査したものの、なかなか
 ナギに恵まれず「東山根」以外の磯で竿を出す事が出来ては
 いない。
※ 現在でもまだ周囲の小根は未開拓である。
 
  何度か 東山根 に渡礁したが 一航海に3桁以上の釣果
 を上げる事は何度もあったが10kを超える超大型に出会う事
 は出来ずに現在を迎える。
 
※ クチジロの釣れる関東周辺の磯ではトップクラスの磯で
 あることは間違いない・・ダイバーの調査では夢の超大型も
 確認されているので、また時期をみて狙ってみるつもりです。
 
※ スミス島へは八丈島の渡船を利用するのがベスト(近海許
 可船)も何隻かある。 
 
※ ここも渡礁できる時期がベストシーズンとする以外ない、
 5月後半と6月後半から7月にかけてがアタックのチャンス
 だが出来れば2航海、3航海と続けると撒き餌効果も絶大
 となり好釣果にありつける。

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02 ペヨネーズ

 ● べヨネ―ズ列岩 (銀長根)

@ べヨネ―ズ列岩 (ハロース)は磯全体が低い為に余程
 の凪に恵まれない限り渡礁は困難である。
  八丈島からは6時間ほどで行けるが少々の波でも渡礁
 困難となり ( それぞれの磯の周囲に浅根がある )
 渡ることが出来ない。 
 ベヨネーズ全体の容姿は神津島の離礁 ゼニス群礁を
 思い浮かべると良いと思うが波除の影となる島が近くに
 ない事もあって少々波が出た程度でも 全ての磯が波に
 没する危険な釣り場でもある。
 
 大きな海底火山の外輪山の一部が海面に出ているのが
 ここ べヨーネーズ烈岩 であり 海底火山は現在も活動
 中であるそうです。 付近の海底からは硫黄などが噴出し
 ている様子でこの海域は海も若干濁っている。
 
  ここへのアタックは少々勇気が要るが、周囲の海底の
 いたる所に石物の巣穴があり、10キロオーバーのクチジロ
 をダイバーが確認している魅力ある釣り場です。
 
  石物師の夢 オーバー10もここなら実現の可能性を秘め
 ている。 運良く渡りさえすれば3〜8キロクラスの石物が
  猛然とアタックしてくる・・なんてこともあるが、潮に恵まれ
 なければ小型を数匹なんで事もある・・
 渡礁のチャンスが薄い場所だけに大当たりもあれば地獄
 をみることもあるのがべヨネーズの特長でもある。  →↑
 
 
 
 
 
A※ べヨネーズ列岩は渡礁可能な磯が6〜7ヶ所あるがいず
 れも磯が低い為に少々の波でも渡礁はできない場所であ
 るのでここを目指すなら渡れない時はスミス島を逃げ場と
 してアタックすることをお薦めする。
 
※ 釣り場となるのが 「 平根 」 「 石根 」 「 長根 」
 「 内長根 」 「 外長根 」 「 銀長根 」 でいずれも磯近
 くの水深は6〜23mと浅いのが特長である。 
  周囲に陰となる島もない事から潮流も状況に拠ってはかな
 り速い流れとなる。
  
※ ほとんどの釣り場が足元で石物は釣れるが遠投して沖の
 深い溝を狙う事も可能である。
 
※ 私が過去ベヨネーズで得た釣果や友人がアタックした釣り
 場の中で実績の高い釣り場が 「 平根 」 「 外長根 」
 「 銀長根 」 で 型 ・ 数ともに確率は高い釣り場です。
 
※ ここでも一航海3桁の釣果は勿論 7〜8キロが5〜6匹
 マークなんてことも珍しくない。
 
※ ここへのアタックも釣り場が波の状況で1〜2ヵ所程度し
 できないことも考慮して多くても4〜5名が理想的です。
 私はいつも2〜3名でアタックしている。
 
 ● 近海許可船就航・・
 
 神津島にしかなかった近海許可船を下田港に回送するか
 神津島に出向いて長い航海を経てアタックする以外の方法
 がなかったべヨネ―ズやスミス島であったが、短時間で渡る
 道がやっと実現となった。
 八丈島に近海許可船が就航した。まだ現在では青ヶ島への
 渡船をしているが、ナギさえ良ければこの地域にも行く
 とのことである。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
★ 以前、私達がこうした離礁にアタックするにあたって当時は近海許可船という近代的な渡船
   はなく八丈島や神津島の漁船を何日か高額の料金でチャーターして渡礁したのですが、当時
   は勿論 渡礁禁止場所であった為に釣り雑誌に投稿するとあってもその全てを公に出来ない
   という事情もあり、釣り場解説などもあまり詳しい内容は公表出来ない場所であった。
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