00 関東の名だたる石鯛釣師に信頼の厚い竿師           10月12日 更新

竿 敏

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 作品を見つめる表情はいかにも職人と思えるほど頑固そうで
 あるが、気質は温和な人柄です。 『お客様の気に入った竿を
 作って差し上げるのが竿師ですから 何本か仮継ぎをしてから
 お客様に選んで貰い作品を仕上げるという方法をとっています』
 
 何本か仮継ぎまでして お客さんに選んで貰うという作品
 作りは 竿敏 ならではという親切さです。
 

〒162−0052  東京都新宿区南榎町18

          TEL  03−3269−3836

ニ代目 竿敏     石野 勝

 竿敏二代目を石野 勝 氏が継承
 
  現在の竿敏は二代目である石野さんの手によって製作さ
 れているが、石鯛用和竿 としての機能や繋ぎ竿としての
 布袋竹の組み合わせの技術は素晴らしいの一言に尽きる。
 
  竿敏初代の波多野敏郎氏は竿師の許での修行はないが
 独自の方法で石鯛竿の製作にあたったと聞く・・・
 
 三本半継ぎは独自の・・・ 
 
 石鯛釣り開拓時代に名を連ねた石鯛釣り師が育て上げた
 のが初代 竿 敏 (波多野敏郎)で戦前より石鯛竿の開発
 にあたった。 三本半継ぎという繋ぎ方法も 竿敏 独自の
 技法で生まれた竿である。 
 
 関東の名だたる石鯛釣師が工房に
 
  現在でも石野さんの竿作りの姿勢に惚れた関東の名だた
 る石鯛師が石野さんの工房に訪れる。 以前は手に入れた
 くても注文が多すぎて手に入れることが出来なかった石野
 さんの作品であった為に、今ならと何本も注文に来る様子
 
 

  竿敏工房では主に 三本継ぎ・三本半継ぎ主としての生産ですが お客さんの要望に応じて 袴付き三本継ぎや
   四本継ぎなどの製作も行っています。          発注から完成までは現在のところでは1年位だそうです。
  価格は 250.000〜500.000円    
 ※ 25〜35万円が主な価格で仮継ぎまで行ってから製作するのにしては良心的な価格です。
 

 
 
 
 作風は素朴だが・・・・
 
 竿敏作の和竿は作りは着飾りをしないシンプルな仕上がり
 である。 注文で稀に総巻き総塗りなども製作することもあ
 るが、通常ではスゲ口やガイド・その他の金具の取り付け
 部分は朱塗りとなり竿本体の塗りは透き塗りが 竿敏 作
 の作風の基本です。 
 
※ 現在の作品では繋ぎ口などの塗りに唐草模様や他の色
 漆を用いた塗りも行っている様子です。
 
 竹本来の美しさを強調している仕上がりの為なぜか懐かし
 さを感じる竿である。

 

 独特の繋ぎ方法
 
 先代 波多野氏によって工夫された素材の選定や切り組・
 繋ぎには定評がある。
 私的には現在の石野氏の作品の方が好みであるが、先代
 をはじめ現在の石野氏の作品は石鯛用和竿愛好家には特
 に定評がある作品である。
 
  数々の有名釣師の竿の製作も竿敏作ならではのもので
 群を抜き出ていると言っても良い。
 
 伊豆の石鯛開拓史にも・・・
 
  関東の石鯛釣りの基盤を化学的ににも実証し現代流石鯛
 釣りの父とも云われる 長岡 氏 も先代 竿敏の愛好者で
 あり開発にも力を貸した。 波多野氏をそれぞれの釣り場へ
 同行させ釣り場にあった竿の開発を手がけたという。
 
   当時の裏話が私の住む小田原周辺の釣り場近くの宿や
 東伊豆の宿を始め伊豆の各地の宿に 長岡 氏と 先代
 竿敏のエピソードが今も残っている。
 
 

 和竿会の15周年を記念してこの日は 竿敏作 特注 と
 Abu10000CDL いずれも新品を初下ろししました。
 
● 03年 竿 敏 作  (特注)
    (胴塗りは手塗り・繋ぎ口の塗りは朱、銀唐草)
 10月 5日 西伊豆宇久須一帯の磯で開催された
第15回 和竿会 の大会で初下ろしした 竿敏作の
三本半継ぎは、私用に特注した作品で三本半継ぎ
としては石野さんが初めて作ったというほどの細身
設計の竿です。
 全体のテーパー度をおさえた胴調子の作品です。
40号のオモリを付けた仕掛けを巻き上げる際でも
穂持ち下まで曲がり込む調子ですので長持ちする
 一見すると細身の為に柔らかすぎるように見えるが
重みのある硬い素材で作られている為に小笠原の
クチジロ釣りにも使える設計です。
 この調子は他の竿師さんでは作ってもらうことが出
来なかったが石野氏は私の要望に素直に応じてくれ
ました。
 今年度中にはもう一本追い継ぎの三本継ぎが完成
するので楽しみに待っている。
 
★ 竿師 (竿 敏) 系図

ニ代目 竿敏     石野 勝

※ 石野さんの兄弟子である 竹屋 さんは六角竿の作者
 として名高いが 残念ながら 2001年他界してししまった
 とのことです。
 
 
 
 
 
 
★ 竿敏工房へは
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        TEL  03−3269−3836

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