| ● 切り組設計とは
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切り組設計は竿の調子や仕舞い込みの仕上がり状態を決める重要な作業である。 |
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仮に一本で長さも調子も良い好素材があったとしても、切り組んで市販されている |
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ような製品は作ることは出来ないのです。
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基本はのべ竿で調子の良い素材があれば良いのですが節の位置の違いで切り組む
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ことは出来ないことから、それぞれの部分に必要な素材を集めそれらを切り組んで
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竿を製作することになります。
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● 一本の竹では・・・・
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一本の竹で竿を作り上げるという竿師さんも中にはおりますが、製作している竿が
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全部一本でというのは、山で素材を切り出して見ればわかると思いますが、かりに
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千本の18尺を切り出してもそんな都合の良い素材は1本も出ない確率ですから年間
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10本程度といっても素材を揃えるには相当の期間もかかりますから、部分的に揃え
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た素材を切り組む方法が最も安定した竿作りが出来るのです。
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部分的に素材を集めるといっても、部分的なパーツと使用できる素材もかなり確率
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の少ない素材ですからそれぞれの部分を収集するにも相当の努力と数十倍にも及ぶ
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素材のなかから選び抜き集めておく必要があります。
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● 部分的に揃えた素材で・・・
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自然素材の竹材は同じものは2本と存在しないことから調子も良く仕舞い込みにも
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都合の良い竿を作るためには部分別に収集しておいた素材切り組んで製作する事に
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なりますが、それぞれの素材を組み合わせるためには、何処に鋸を入れるかが最も
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むづかしい作業となります。
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印籠芯の長さや石突を加えて切り組寸法を決めなくてはなりません。 |
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どの位置に鋸を入れたら良いのか本職の竿師さんでさえかなり考え抜いた上で鋸 |
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入れとなる。
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● 調子も良く長さも手頃な・・・
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山で切り出した18尺物の中で長さも調子も良いものがまれに出る事があります。
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このような素材ほど切り組には適さない素材ですから調子のモデルとしてそれぞれの
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部分のテーパー度などを似たような素材を探して切り組に都合の良い節位置の素材
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を組み合わせて一本の製品を作る方法が最も良い方法となります。
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※ それぞれの図を参考にして下さい。
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