印籠芯の製作

 
★  ★  ★  ★   BACK
● 印籠芯の製作はじめに・・・
 
 印籠芯の製作は切り揃えた素材を繋ぐ為の重要な作業である。
繋ぐ部分の内・外径から最適な太さや長さを決めて素材を選定し製作に
あたりますが、素材の強度によって中芯竹を何枚入れるか、芯金は何o
の物を使用するのか、芯金の長さは等、かなり重要な部分です。
 
 印籠芯の強度ばかり追求して製作した場合に重すぎるという難題も出て
きます。 印籠芯が重すぎると当然竿の前の方に重量が架かり前重りする
竿になってしまったり、繋いだとき垂れ込んだダラシのない竿になってしま
う事もあります。 だからといって充分な強度や長さを計算に入れずに製作
し繋ぐと印籠芯の所で曲がってしまったり、或いは折れてしまったりします
ので充分に計算の上製作し繋ぎを験す必要があります。
 
※ 格好だけ出来ても実釣で安心して使用出来ないようでは和竿を製作
 する意味がありません。 ただし最悪の場合を考えれば繋ぎの前後で
 折れるより印籠が折れる方が、修理は印籠を取り替えるだけで済みます
 ので、本来の強度より98%程度に抑えた強度が最適と思える。

 

 上図は三本繋ぎ(元竿と元2番の印籠)&三本半繋ぎ(元2番と穂持ちの印籠)を製作するための
印籠外竹と中芯竹&芯金を組み上げる前に必要な長さに切り揃えた図です。
16φ〜19φの印籠製作なら中芯竹は中芯竹の肉厚にもよりますが2本程度で芯金を入れる太さ
になると思います。 使用する芯金はチタン(64AT) 6φ ステンレスSASU306 6φ 或いは
カーボン素材 6φ のいずれでもOKです。 
 
※ チタンやステンレスを使用する場合は鋼材の種類をお間違えのないようにして下さい。
  ホームセンター等で販売されている 18.8ステンレスは使用出来ません、チタンも純チタンは
  曲がってしまいますから、鋼材屋から一番強度のある64素材を購入することをお薦めします。
  鋼材屋さんでは4m物一本売りですから価格も安いと思います。