和竿製作の手順

様々な工程を経て作り上がる・・和竿製作の手順を説明しています。

 切り組設計  火入れ作業  繋ぎ工程  漆塗り作業  金具類の取付
 口栓の製作  仕上げ作業      BACK
 
  和竿製作の手順はじめに・・・
 
 竿師と呼ばれる職人さん達が、一本の竿を作り上げるのにもかなりの日数と手間が
かかる。 素材の採取 ( 入手 )に始まり 乾燥( 長年枯らせば枯らすほど良い )
素材が揃っていたとしても 注文を受けた竿に対して 素材の吟味 ・ 切り組 ・ 火
入れ ・ 仮継ぎ ・ 漆塗り ・ 金具、石突の取り付け ・仕上げ作業に至るが、これは
大まか分けた工程である。
 
 印籠の継ぎ芯や口栓の製作、継ぎ口の補強の為の糸巻きほかきりが無いほどの細
かな作業の上完成に至るが、これらの作業の一つ一つが手を抜くこと出来ないのである。
 こうして完成しても一部の致命的な落ち度が見つかった場合には、処分してしまい製品
としないのである。 少しの妥協も許さない竿師の製品を 銘竿 という。
 
  素材の入手・・・
 
 石鯛用の和竿に限らず和竿の製作にあたり、 まず好素材の入手に始まる。
石鯛用の和竿を作るのに必要な素材は原材となる何種かの 「 布袋竹 」 と手元材
となる 「 淡竹 」 印籠の継ぎ芯 ・ 口栓用の 「 矢竹 」 を入手するところから
始まる。 それぞれの好素材を求めて晩秋の頃より竹山に入り採取する。
※ 竹材問屋から仕入れする竿師もいる。

間伐された管理竹山

目当ての素材を見つけ出す

芽切り作業

乾燥前に油抜き作業を行う

油抜き後、天日で乾燥させる

少なくても二〜三ヶ月は天日で乾燥

 天日乾燥後
 
 数ヶ月天日乾燥したのちに室内での乾燥・保管して3〜10年位自然乾燥するのであるが
この間にも割れや虫食いなどから守るために定期的に管理を続けなくてはならない。
いくら丁寧に管理しても割れるものは割れてしまう為に破棄することも辞さないのである。
長年にわたり自然乾燥すればするほど素材は安定し、癖の出にくく復元力の良い好素材
となる。

    

 

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