| ■ 丹精込めて1本一本手作り・・ |
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| 和竿は熟練した竿職人さん達が様々な工程を経て一本一本精魂込めて製作にあたる。 |
| 自然素材である竹材を吟味して、野山より切り出し、手入れした後に何年も枯らし込み |
| 部分的に収集しておいた素材を切り組、調子を作り上げる。 |
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| 重労働で根気のいる 「 火入れ 」 「 仮継ぎ 」 「 漆塗り 」 など手間もかかれば |
| 根気のいる作業工程もたくさんあるために大量生産することは出来ない、釣師にとって |
| は何とも贅沢な道具である。 |
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| このため、全ての釣り人が使えるといった道具でもないのである。 自然素材である竹材 |
| を原材料としていることから、近代工業製品のカーボン竿のように均一した調子や軽さ |
| などを追求した製品作りも出来ないために、ほぼ゛同じような素材を用い見た目は同じ様 |
| に作り上げても一本一本が微妙に異なる製品でもある。 |
| なんとも厄介なローカルな竿はであるが、使い方によっては味のある道具でもある。 |
| 使い捨ての多い現代には向かないとも思えるが、自然素材使った製品であるために |
| 公害問題も発生する事はない、時間はかかるが修理は(竿師が絶えない限り)何十年 |
| たっても可能であるので愛着の持てるといった部分は大いにPRできる。 |
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| ■ 魚を釣る目的だけなら・・・
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| ただ魚を釣り上げるという目的の為であるなら、近代的なカーボンロッドの方が絶対に |
| 優れている。 少々乱暴に扱っても壊れない ・ 使った後の手入れにしても水洗い程度 |
| で済む ・ たとえ折れてしまっても修理も簡単に済む ・ 何よりも価格が安く何処でも手 |
| に入る ・ 均一した調子 ・ コンパクトで携行に便利 etc・・・ |
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| どう評価しても最新式のカーボンロッドに軍配は上げられるのである、それに比べ和竿 |
| は上記の全ての面において劣るのである。 扱う側にして見れば手入れや保管にも気を |
| 使う、何本も持っていなくては色々な釣り場で何日も続けて釣りをすることもすら出来ない |
| のである。 |
| 和竿を持っている釣り師が和竿の悪い点は認めず 「 和竿は食い込みが良い 」 「和 |
| 竿だから大型が獲れる 」 など一部の良い点だけをアピールするだけの為に、かなり誤 |
| った評価を伝えている場合もある。 |
| これが逆に竿師に多大な迷惑をかけている場合も少なくないのである。 |
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| ■ 和竿を使うには・・・ |
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| 和竿は誰にでも使う事が出来るというものでもない事を理解する必要がある。 筆者が |
| 釣り雑誌に寄稿した記事にも何度か 「 和竿は少なくても100匹以上の石物を釣ってか |
| ら 」 「 熟練した釣り師の道具 」 などと書きましたが、これだけでも不充分で和竿を |
| 持つにはもっと 「 男らしい気持ちの持てる釣り師 」 を付け加えたい。 |
| 扱う側にして見れば手入れや保管にも気を使わなくてはならない、何とも厄介な道具で |
| あるが、自然素材の良さはその扱い難さを克服してこそ、その底知れぬ機能とパワーを |
| 知ることになる。 |
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